教育理念

  1. 患者さまの立場にたち、質の高い看護が提供できる看護師を育成する
  2. 専門的知識を活かし、医療生協活動のできる看護師を育成する
  3. 看護師として、後輩を育て、自己成長できる看護師を育成する

教育目標

  1. 患者さまの立場に立って、要求を把握し安全な看護ケアを提供できる
  2. 生涯にわたり、専門職として成長する基礎を身につける
  3. 社会の変化や医療要求に対応できる人間性を身につける
  4. 民医連・医療生協の看護を身につける

看護部の研修制度

基礎教育

卒後1年目~4年目。

卒後1年目

入職後2か月間は、各部署でローテーション研修を受け、基本的な看護ケアや看護技術の習得を行います。各部署配属後は、新人看護師担当者と教育担当者が中心となり部署全体で育成し個々のペースに合わせた育成に心がけています。
卒1研修は、毎月開催し同期との近況報告や看護技術習得状況の確認、その時期に応じた学習会などを行います。研修は、普段緊張している現場から少し離れて同期と集まれる場でもあり、悩み相談で涙する事もありますが、元気になって帰ってもらえる場になっています。
1年間の最後は、印象に残った症例についてまとめ発表しています。1年間業務を覚える事で精一杯になってしまう中で、プライマリーの患者さんを通してたくさんの看護を学んでほしいという思いで取り組んでいます。

卒後2年目

目標設定や課題の抽出を行い、引き続き部署全体で育成に取り組みます。
卒2研修は、医療福祉生協活動(地域での班会や健康チェックなど)に参加したり、班会を企画・開催し地域における医療福祉生協の看護師の役割を学びます。1年間の最後は、印象に残った症例について、私たちがめざす看護の視点でまとめ発表します。

卒後3年目

多職種との連携を学び、退院支援のできる看護師の育成に取り組んでいます。
卒3研修では、訪問診療室や訪問看護、地域連携室などでの研修を通し、自部署での役割を学びます。1年間の最後は、「私のめざす看護」を発表します。

卒後4年目

プライマリーケアエキスパートナース研修を行います。
患者、家族の満足度の高い在宅支援を行うことができる病棟看護師をめざします。
在宅支援に必要な地域の資源を理解し包括的な医療看護を学びます。

キャリアアップ教育 卒後4・5年目 中堅看護師

卒後4・5年目

さらに視野を広げ、地域で生活する人々の健康・暮らしを支える医療を実践するために必要な、退院支援看護師の役割を学びます。

中堅看護師

中堅看護師研修では、日常の実践を振り返り、私たちのめざす看護を再認識し確信をもつ機会とします。中堅看護師としての自身の役割も再確認し、目標や課題を明らかにします。

その他の研修制度

  • ・看護協会の研修は、勤務保障で参加できます
  • ・医療安全や感染防止に関する院内・院外研修、看護の専門領域に関する院外の研修参加の支援制度もあります
  • ・医療福祉生協連の国内留学制度があります