RSウイルス抗体製剤の無料接種について

パパとママの「守りたい」を行動に。
RSウイルス抗体製剤の無料接種で、RSウイルス感染症の重症化を防ぎましょう。

■RSウイルスって何ですか?
RS ウイルスは、生まれた赤ちゃんの半数が1歳までに、2歳までにほぼ100%感染すると言われているウイルスです。生後1か月未満で感染すると、無呼吸発作(呼吸が完全に止まる)、突然死をおこすことがあります。年齢が小さいほどゼーゼーして息が苦しくなり、重症化しやすいです。1歳未満はインフルエンザより死亡リスクが高いとの報告があります。
何度も繰り返し感染する人が非常に多く(大人になってもかかります)、年長児や大人がかかった場合は鼻かぜ程度の症状のことが多いです。そのため、知らないうちに赤ちゃんにうつり、重症化してしまいます。

■特効薬はありますか?
 RS ウイルスに特効薬はありません。症状に応じたお薬の処方や処置を行います。
現時点で重症化を防ぐ唯一の手段が「抗体製剤接種」です。この「ベイフォータス」という注射は、世界中で広く使用され、日本でも、もともと病気のある子供たちを対象に保険診療で投与が始まっています。三重県内で実施される注射の効果を検証する研究プロジェクトに、津生協病院・小児科も参加しています。対象のお子さんは無料で接種を受けることができます。

■誰が無料接種を受けられますか?
・対象:2024年11月1日~2025年10月31日に生まれた三重県在住のお子さん
・期間:2025年11月中旬まで

■相談したり、接種を受けるにはどうしたらいいですか?
津生協病院・小児科まで「赤ちゃんのRS抗体接種希望(相談希望)」とお電話ください。
・電話番号:059-225-2848(代表)
・午前:月~土曜 9:00~11:30
・午後:月・水・金曜 14:00~16:00

※添付のファイルもご覧ください。